航空操縦学専修について
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航空操縦学専修の特徴エアマンシップとエンジニアリング
専門的、実学的に学べる
理工系のプログラム
本専修では航空のメカニズムを学ぶだけでなく、実際に航空機を操縦し大空を翔ることで、専門的かつ実学的に工学のカリキュラムを履修します。航空機に触れ、空を飛ぶ。それは「実物に親しむ」という理工系の原点に帰るとともに、「夢」と「好奇心」というモノづくりの大切なモチベーションを刺激します。本専修で学ぶことによって、卒業後にエアラインパイロットになる道も開けます。
多彩な夢を実現する、
多様なプログラム
本専修では、機械工学を履修しながら、4年間で自家用操縦士課程(必修科目)および事業用操縦士課程(選択科目)を履修します。事業用操縦士課程を選択しない場合でも、機械工学の高度な知識と「自家用操縦士」のライセンスを活かして、エンジニアとして大学で学んだ知識を活かせます。本専修は卒業後に航空業界や製造業を支える「飛べるエンジニア」としても活躍できるように、堅実で多様なプログラムを組んでいます。
国内で行う操縦実習と
高い就職実績
法政大学飛行訓練センターの訓練所はすべて国内にあり、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中においても海外での訓練に伴う様々なリスクを避けて実習を進めることができました。日本語による懇切丁寧な教官指導と安心安全な訓練環境のもとで、エアラインパイロットになるために必要なすべての課程を修了できます。 また、近年は卒業生の3割近くが日本航空株式会社(JAL)や全日本空輸株式会社(ANA)といった大手航空会社に就職するなど、本専修の教育の成果はエアライン各社より高い評価を受けています。
取得可能な国家資格
所定の科目を履修して国家試験に合格することで、以下の資格を取得することができます。
- 航空従事者技能証明(自家用操縦士)
- 航空従事者技能証明(事業用操縦士)
- 等級限定変更(多発)
- 計器飛行証明
- 航空無線通信士
- 航空英語能力証明
事業用操縦士のライセンス取得を目指す科目「高等操縦実習(選択科目)」では、プロパイロットとしての責任と自覚を養いながら、どのような環境でも安全に航空機を運航できる技術を身に付けます。
※「高等操縦実習」の受講には、学費とは別に操縦実習費がかかります。
沿革
1931(昭和6)年5月29日、開場間もない羽田国際飛行場から小さな複葉のプロペラ機が飛び立ちました。東京朝日新聞夕刊が「吾等の『青年日本号』訪欧の壮途に上る」と題して一面トップで伝えたこの複葉機こそ、法政大学航空部の「青年日本号」でした。地図と羅針盤だけを頼りにした有視界飛行でローマを目指す「青年日本号」には、正操縦士として経済学部2年生の栗村盛孝、付添教官として熊川良太郎一等飛行士が搭乗していました。シベリアからウラル山脈を越え、ドイツ、イギリス、フランスでの親善友好を果たし、ローマのリットリオ飛行場に翼を休めたのは8月31日。まさに校歌にうたわれている「青年日本の代表者」としての面目を発揮した、そして世紀の快挙と賞賛された飛行でした。
1891年 | 二宮忠八、模型動力飛行機の試作に成功 |
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1903年 | ライト兄弟、人類史上初の有人動力飛行に成功 |
1910年 | 徳川大尉、日本国内での初飛行に成功 |
1929年 | 法政大学に、日本初の大学航空研究会が設立される |
1931年 | 法政大学航空部、「青年日本号」で学生による訪欧飛行 |
1944年 | 法政大学航空工業専門学校(工学部の前身)が設立される |
2008年 | 法政大学理工学部機械工学科航空操縦学専修開設 |
2017年 | 航空操縦学専修開設10周年 |