卒業生の声
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パイロット法政だからこそ得られた学びを糧に
着実なステップアップを
法政大学では、座学から実習まで印象深い学びをいくつも経験しました。航空力学の授業では、力学の基礎からジェット機の性能と操縦の関係まで学ぶことができ、業務にも生かせています。
自分の飛行計画に沿ったルートを飛ぶ実習では、先生から現在位置を地形全体で把握する重要性を教えていただき、それをきっかけに操縦に自信を持てるようになりました。各課程の技能審査では、先生が審査員になってくださるので安心して臨めたことを覚えています。現在は副操縦士として、いつも新鮮な気持ちで機長とフライトを作り上げています。今後も、機長昇格を目指して着実にステップアップしていきます。
「楽しむ」心を大切に
温かな雰囲気を醸し出せる機長を目指す
パイロットへの夢がより具体的になったのは、大学1年次で初めてのフライト(フレッシュマンズフライト)に臨んだときでした。最初は緊張していましたが、「楽しんで」という先生の言葉に勇気づけられ、途中から空を飛ぶ高揚感を満喫するように。
副操縦士になった今も、当時経験した空を飛ぶ「楽しさ」は胸に生き続けており、日々の支えとなっています。忙しい生活の中でも大切にしているのは、基本を疎かにしないこと。大学時代のテキストは、現在の業務の準備にも役立っています。今後は機長昇格を目指すとともに、客室乗務員や関わるスタッフと和やかな雰囲気を作り、ベストな運航ができるようチームワークをより大切にしていきたいと思います。
「たゆまぬ努力が道を拓く」大学で培った
学びの姿勢でパイロットとして成長し続ける
法政大学入学後に感じたのは、パイロットになるための実践的な学びが多いということです。「航空力学」の授業では、プロペラ機だけでなく航空会社で実際に操縦する機体についても知識を深めます。おかげで入社後の訓練でもスムーズに内容を理解でき、実務にも生かせています。また、授業でお聞きした先生方のフライト体験談も思い出深いです。大学の学びで一番印象に残っているのは、初の単独飛行であるファースト・ソロフライト。当時感じた純粋に空を飛ぶ楽しさは、入社後の訓練を乗り越える原動力になりました。
壁に直面したときはひたむきに努力して着実なステップアップを心がけ、現在は副操縦士として国内線の運航に携わっています。航路、天候、運航時刻などフライトの条件は毎回異なるため、入念な準備が欠かせません。フライト終了後も振り返りを欠かさず、自己研鑽に励んでいます。大学で培った知識と技術、日々の積み重ねを大切にする姿勢で、今後もパイロットとして成長し続けたいです。
充実した実習と人との関わり。
学生時代の経験すべてが今へとつながる
法政大学で学ぶ一番の魅力は、国内で操縦実習を完結できること。四季があり、特殊な気象条件でのフライトも経験できるため、パイロットとしての能力を磨くには理想的な環境です。初めて操縦桿を握り、離陸したときの高揚感は今でも忘れられません。1年次から実際に飛行機を操縦する機会があったからこそ、夢を追い続けることができました。
また、機械工学科として飛行機に使われる機械や部品の基礎知識を学べたことも、現在の業務に役立っています。入社し実感したのはコミュニケーションの大切さです。在学時に学生長として同期をまとめた経験が、副操縦士任用訓練で支え合う同期との関係づくりにも活きました。副操縦士になった今は、一緒に操縦する機長に「何をどう伝えるか」でその日の飛び方が変化すると感じています。目指すは、お客様を温かくおもてなしできるチームづくり。フロントに立つスタッフが気持ちよく接客できるよう、日々の行動や声かけの一つひとつを大切にしていきたいです。
パイロット以外最適なフライトプランを提案し
安全な運航を見守る「地上のパイロット」
日本貨物航空株式会社(NCA)で「フライトディスパッチャー」として勤務しています。この職種は、フライトプランの作成等を通して航空機の運航を支援する役割を担っており、パイロットと同等かそれ以上の知識が求められます。ゆえに「地上のパイロット」と呼ばれることも。法政大学での学びはすべて今に役立っています。
パイロットと管制機関等とのやり取りを学ぶ「航空管制」、航空業界ならではの英語を学ぶ「航空英語」、フライトプラン作成に関わりの深い「航空気象」など、現在に生きていることは数え切れません。また、「英語資格試験準備講座」を受講して身に付けた英語力も、仕事で活用しています。NCAは世界中に就航しており、英語を業務の共通言語としていますが、大学で鍛えられたおかげで問題なく意思疎通できています。昨年は国家試験である運航管理者技能検定に合格しました。社内の任用審査にも合格すれば業務の裁量も増えます。今後も地上のパイロットとして、安全で快適なフライトに貢献したいです。